接戦繰り広げるも、物にできず/バレーボール


春季リーグ第3節・対仏教大◇4月22日◇天理大

 2戦連続ストレート勝ちを収め、勢いに乗るバレー部。第3節もこの勢いのまま白星をあげたい。対するは、「今リーグ、一番手強い相手かもしれない」と芝田主将が話す仏大だ。
 1セット目、相手のブロックに阻まれ、なかなか点を取ることができない。さらにサーブミスを連発。サイド・渡邉のクロスへのスパイクが効果的に決まるも、一度も追いつくことができず、21―25でこのセットを失う。
 気持ちを切り替え、続く第2セットに臨む。序盤相手のサーブに圧倒されるも、このセットより、けがから復帰したセンター・津崎が参戦。強烈なスパイクを決め、流れは関大に。さらにサイド・長岡のフェイントや、センター・澤の速攻と、多彩な攻撃パターンで25―17とする。
 だが、第3セット。相手のサーブカットに苦しみ、うまくアタックを打つことができない。関大は13―19とされた後、4連続ポイントを決め、なんとか食らい付こうとする。しかし仏大は関大の穴を狙い、ポイントを続けた。そして21―25で、第3セットも失ってしまう。
 もう絶対に落とせない。その強い気持ちからか、第4セットでは、ブロックポイントが次々と決まっていく。このセットでも津崎、さらにサイド・東條、長岡が抜群の攻防を見せ、24―17に。そして渡邉のライトからの強烈な一本で25―17。勝敗は最終セットに託された。
 すべてが決まる第5セット。序盤は仏大にリードを許すも、関大も懸命な攻防を見せ、ついに8―8と同点に追い付く。しかし、力みすぎたせいか、サープミスやオーバーネットをしてしまう。最後は、相手のサーブをカットできず、10―15で試合終了。セットカウント2−3で、涙を呑む結果となった。
▼芝田主将「相手の勢いに押されてしまった。明日はいつまでも(今日のことを)引きずらず、気持ちを切り替えたい。」