上位リーグへ向け、大きな白星!/バレーボール


春季リーグ第5節・対大院大◇4月29日◇甲南大学

  この試合から3試合、山場の試合が続く関大。今日の相手は1部から降格してきたばかりの大院大だ。スタメンには主将の芝田、けがから復帰の津崎が入り、関大のベストメンバーが揃った。
 第1セットは序盤、東條のアタック、津崎の速攻が思うように決まり連続ポイントを重ねる。コンビミスなどでタイムアウトをとる場面もあったが、関大は終始リードを保ち25−15でこのゲームをものにした。
 しかし第2セットの立ち上がり。大院大のブロックが関大の攻撃を封じ、4連続ポイントを取られてしまう。澤、津崎とセンターの2人を中心に離されまいと奮闘するもののなかなか追いつけない。そして17−25でこのセットを落としてしまう。
 悪い流れを一掃したい第3セット。再び関大は序盤から大きくリードを奪う。東條、澤、津崎のブロックが随所で決まった。また、宇野の効果的なサーブで大院大を引き離し、リードは7点に。終盤大院大も意地を見せ、連続ポイントで巻き返しをはかるが、最後は渡邊のアタックで25−21。この試合に大手をかける。
 第4セットは序盤からアタック、ブロック、速攻と多彩な攻撃で波に乗る。大院大も必死に追いすがるが、関大に追いつくことはできなかった。結局、25−20で試合終了。セットカウント3−1で大きな勝ち星を得た。

▼芝田主将「今日の勝ちは本当に大きい。練習量は増やしていないが、1週間1人1人集中した練習ができたことが勝因」