無念のストレート負け/バレーボール


秋季リーグ第5節対龍大◇10月1日◇関西大学東体育館
 

 2勝2敗で迎えた第5節。相手は今季1部から降格してきたばかりの、龍大だ。

 澤、東條のブロックポイントから始まった第1セット。そのままポイントを重ねたいところだが、龍大も関大の速攻をとめるなど意地を見せる。18−22としたところで、途中で投入された伊藤のサーブが相手レシーブを崩した。また、同じく途中出場の森本の速攻が決まり、23−23まで持ち込む。しかし、最後は龍大のアタックがコートに落ち、第1セットは23−25で惜敗した。

 第2セットは序盤からリードを奪われる苦しい展開。レシーブが乱れるなど、なかなか波に乗ることができなかった。終盤に長いラリーを森本の1枚ブロックで決める場面も見られたが、18−25で終了した。

 後がない第3セット。このセットから、勢いに乗る森本と1年生の横山がスタメンで投入された。その二人の活躍が光り、ブロックポイントやサーブの効果でポイントを重ね、序盤にリードを奪う。しかし、ミスが目立ち、龍大もじりじりと迫ってくる。終盤まで混戦となったこのセット、最後は関大が2連続でミスをしてしまい22−25。ストレート負けを喫した。

 今日の敗北で厳しい立場に立たされた関大。残り2戦も強豪校との戦いが続く。しかし、上位リーグに向けてもう取りこぼしは許されない。確実に白星を奪い、1部への望みをつなぐ。

▼澤主将「レシーブで足が動いてなかった。戦術で相手を圧倒したかったが、できなかった。(次戦までに)もう一度レシーブを作り直します」