秋季リーグ第6節・対京産大◇10月8日◇龍谷大学
前節・龍大戦ではストレート負けに終わった関大。上位リーグ進出のためには、もう負けることは許されない。絶対に勝つ。思い切りやろう=B全員がそう意気込み、強豪・京産大との一戦に臨んだ。
第1セット、序盤はポイントの取り合いとなった。リードされても必死に食らいつくが、ミスも絡み徐々に点差を広げられてしまう。終盤、粘り強いレシーブを見せるも得点にはつながらず、20―25でこのセットを落とした。
森本のサービスエースで始まった第2セット。勢いに乗りたい関大だが、なかなかアタックが決まらない。11―16となったところでタイムアウト。ここから長岡に代わり、渡邉がコートに入る。劣勢の中でも渡邉が活発に動き、アタックや2連続サービスエースを決め、20―21と1点差に詰め寄る。しかし最後は連続ポイントを奪われ、22―25。後がなくなってしまう。
まだ終われない=B願いを託し、挑んだ第3セット。5連続ポイントを奪われるなど、序盤から大きなビハインドを背負う。ミスも目立ち始め、思うように点差を縮められない。そんな中で、津崎が流れを呼び込む。自らのアタックで11―17とすると、直後のサーブもきっちり決め、澤、宇野のブロックポイントにもつながり4連続得点。そこから点を取り合い、19―23から相手のミスにも助けられ1点差にすると、相手ベンチはたまらずタイムアウト。その直後、津崎のサービスエースでついに同点となるが、反撃もここまで。デュースにもつれ込むも、24―24から関大が2連続のタッチネット。試合終了を告げるホイッスルは、夢の終わりを意味していた。
またもストレート負けを喫し、上位リーグへの道は絶たれてしまった。それでもまだ戦いは終わらない。2部残留に向け、「もちろん勝ちに行く」(澤主将)。勝利だけを求める彼らの挑戦は続く。
▼澤主将「勝たなきゃ駄目というのはみんな分かっていたけど……。せっかくここまでやってきたので、勝ちたかった。課題だったレシーブの強化をしてきたが、それが力みになったかもしれない。試合前の雰囲気は今までで一番よかったし、みんな頑張ってくれた」
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