◇秋季リーグ第7節対桃山大・大阪学院大学体育館◇
 
 ここまで勝利から遠ざかっていた関大。第7節でついに勝ち星を手にした。
 第1セット、18−21と3点リードされたところから、関大が怒とうの追い上げを見せる。クイック、ブロックと多彩な攻撃で得点を重ねる。最後は津崎、羽柴の2枚ブロックが決まり、7連続ポイントでこのセットを奪った。
 第2セットはデュースの末惜しくも落とし、続く第3セットも一進一退の攻防を見せる。しかし中盤、水永のクイックや板倉のスパイクで桃山大を引き離しにかかる。さらに、内山が相手の隙をついたフェイントやスパイクで追いすがる桃山大を振り切り、25−21で第2セットをものにした。
 そして、第4セット。サーブレシーブに苦戦し、6連続失点。さらに攻撃が決まらず、8−14と6点差をつけられる。だが、今日の関大には勢いがあった。津崎のバックアタックや内山の鋭いスパイクで、一気に逆転に成功。再びデュースまでもつれる接戦となるが、関大の気迫が勝り27−25で接戦を制した。
 その結果、3−1で初勝利。下位リーグ入りは決まっているものの、次戦へ向けて勢いを付ける貴重な1勝となった。


▼津崎主将「(勝利まで)辛かった。(1部への)プレッシャーが大きかった。これまで24点先に取っても逆転され、リズムを崩していた。やっと取れた。(残りの試合は)1勝できて気持ち的にはラクになった。今日出来たことをそのまま継続していきたい」