5勝目飾る

◇秋季リーグ第5節対大経大・京大体育館◇

 春季リーグは1勝9敗と、力を出しきることができないまま終えた。3部での戦いとなる今季は、少ない人数ながら開幕から4連勝と勢いに乗る。

 第1セットは常に相手にリードを許す。15−20から相手に5連続ポイントを与えてしまい、15−25と大差を付けられこのセットを落とした。気持ちを入れ替え臨んだ第2セット。速攻や時間差など多彩な攻撃で11−7とする。だがここから3連続失点。すかさずタイムアウトを取り、悪い流れを断ち切った。18−15となり、前節から戦列に復帰した横山にサーブが回る。得意のジャンピングサーブでサービスエースを奪うと、平野のスパイクも決まり20−15。21点目も横山がサービスエースを決める。水永の高さを生かしたスパイクも決まり、25−15でこのセットをものにした。

 勢いに乗った関大は、第3セットでも常にリードを奪う。だが、じわじわと追い詰めてくる大経大。12−11とすると、関大のミスも続きついに逆転を許した。その後は一進一退の攻防。だが19−19とすると、ここで再び横山にサーブが回る。強烈なジャンピングサーブで大経大のレシーブを乱すと、怒とうの6得点。25−19で大経大を突き放した。

 第4セット、チームは勝利に急ぎ足になり、連係ミスなどが続く。12−16とリードを許すが、タイムアウトで流れを変えた関大はここから4連続得点。中島のスパイクで同点に追いつくと、平野の強烈なスパイクでワンタッチ。最後は相手のフォアヒットでゲームセット。第1セットこそ奪われたが、セットカウント3−1で見事5勝目を飾った。

▼平野主将「昨日の(びわこ大との)試合はみんな調子がよかったけど、今日は不発だった。課題は攻められてる時に弱いこと。メンタル面がもろい。でも今までは誰か1人が調子悪いだけで勝てなかったけど、今は個々の能力が上がってきている。(残り2節は)上位との試合。特に神院大との対戦がヤマ場。全勝優勝して2部に復帰したい」