◇関西大学連盟秋季リーグ第1節対びわこ大◇9月20日◇大院大体育館◇

【第1セット】
関大25−22びわこ大
【第2セット】
関大25−16びわこ大
【第3セット】
関大25−17びわこ大

【セットカウント】
関大3−0びわこ大


 昨季は新型インフルエンザの影響により、1部昇格への道を絶たれ悔しい結果に終わった関大。そしてついに秋季リーグが開幕した。昇格を目指し、迎えた初戦の相手はびわこ大。昨季2部に昇格してきたばかりの相手だ。ゆえに内容の求められる試合だが、関大は見事ストレート勝ちを収める。初戦を白星で飾り、幸先の良いスタートをきった。

 第1セット。互いにポイントを奪い合うシーソーゲームから始まった。中盤には相手の連続ポイントにより、リードを許してしまう。そんな中、森嶋がネット際の混戦で負傷し、中島と選手交代する。途中出場した中島は安定したサーブでチームに貢献。さらに板倉や水永のスパイクが決まり、次々と得点を積み重ねる。24―20と、セット獲得手前で3ポイントを奪われ、危ない場面を迎える。だが、横山のフェイントからの攻撃が決まり、ゲームセット。25―22で第1セットをものにした。

 第2セットでも流れをつかみ、板倉の豪快なスパイクや中島のブロックで勢いがとまらない関大。そのままリードを保ち、25―16と大差をつけた。

 続く第3セット。序盤にびわこ大が粘りを見せ、一進一退の攻防戦が繰り広げられる。しかし、関大は実力の差を見せつけ、次々と鮮やかなスパイクを決めていく。さらに、びわこ大のサーブミスも続き、点差はさらに広がった。水永と中島の2枚ブロックも決まると、最後は25―17でゲームセット。関大は3セットを先取し、リーグ開幕1戦目でストレート勝ちを収めた。

 「誰が出ても変わらない」と夏合宿で向上したチーム力に手応えを感じた水永主将。次戦に向け、弾みをつけた。


▼水永主将
「初戦から自分たちのバレーができてよかった。相手が3部からあがってきたところで、固かったので、助かった。けがもあったけど、代わりに入ったメンバーががんばってくれた。誰がでても変わらない。チーム力があがってきた。今日は自分が決めれなかったが、その分周りが決めてくれた。(次戦に向け)全部勝って、一部入れ替え戦にいって一部昇格したい。一戦一戦勝つ」