◇関西大学連盟秋季リーグ第2節対追手門大◇9月23日◇関大東体育館◇

【第1セット】
関大25‐14追手門大
【第2セット】
関大25‐20追手門大
【第3セット】
関大25‐17追手門大
【セットカウント】
関大3‐0追手門大


 開幕戦の阪大戦ではチームがまとまらず、黒星でのスタートとなった関大。今回の相手は現在3部7位の追手門大学だ。リーグ優勝のためには必ず勝っておきたい相手に、第1セットからスパイク、ブロック共に次々と決めてみせた。相手を見事ストレートで下し、開幕初勝利を飾った。

 第1セットは主将・山上のレフトからの力強いスパイクが炸裂。順調な滑り出しとなった。その後もセンター鍋田の堅固なブロックで相手に連続失点を許さない。結果、25‐14で快勝。相手の攻撃を封じた。

 第2セットでは序盤に両者共サーブミスが続き、一進一退の展開に。そして遂に相手にリードを許してしまう。しかし中盤、山上のブロックで同点に追い付くと、藤田の速攻が決まり逆転。また鍋田の速攻やブロック、織田のレフトからのスパイクなどで徐々に相手を引き離し、25‐20で勝利した。

 第3セットも勢いは止まらない。相手のサーブミスもあり、関大が優位に立つ。相手のレフトからの攻撃に苦しみつつも、ライトにまわりこんでの速攻が功を奏し25‐17でゲームセット。

 今回ホームでの一戦を熱の入った応援の中、勝利した関大。始終相手を圧倒し、3部1位の風格をみせつけた。しかしまだまだ秋季リーグは始まったばかり。残りの試合を全勝利してのリーグ優勝、2部昇格を誓う。

▼塩山監督
「チームのフォーメーションを変えたのがよかった。今後期待できる形になってきた。今日はセンターのブロックがよかった。(前節の)阪大戦は1試合目で緊張があった。今の課題はサーブカットとディフェンス。残りの試合も勝利して2部に上がりたい」

▼山上主将
「チーム一丸となってやれて良かった。(前節の)阪大戦での一敗を活かせていたと思う。しかし、防げる点もあったのが反省点。目標はこのリーグでの優勝、2部昇格を目指したい」