◇関西大学バレーボール連盟春季リーグ戦第3節対びわこ大◇4月29日◇関西大学中央体育館◇
【第1セット】 関大22‐25びわこ大
【第2セット】 関大21‐25びわこ大
【第3セット】 関大22‐25びわこ大
【セットカウント】 関大0‐3びわこ大
これまで1勝1敗で勝負を決してきた関大。対するびわこ大は上位校、勝てれば昇格のチャンスが見えてくる相手だ。試合場所はホームという好条件。しかし奮闘するも、ストレートで敗北を喫した。
第1セットは展開よくゲームが進む。「実力的には勝てる試合」(岡田監督)と、互角の闘いを見せ、相手を追いつめていく。しかし相手のマッチポイントで、手痛いサーブミス。悔しい思いで1セット目を終える。
第2セット目は序盤、互いに一歩も譲らぬシーソーゲームを繰り広げる。縄の速攻も決まり、関大ペースと思われたが、その後ミスを連発。逆転を許してしまう。再び逆転を狙うも、「終盤に歯車が合わなくなった」(鍋田主将)。連続ポイントを奪えず、21‐25で2セット目を終えた。
絶対に落とすことが出来ない第3セット。阿江のフェイントで先制点を奪い、順調な滑り出しを見せる。びわこ大にブロックなどで得点を決められ、再び追いかける側へ。その後も点差が縮まらず苦しい闘いが続く。行き詰まった後半、タイムを挟んで猛攻を仕掛ける。ライト石山が速攻を決めると、もう一度勢いにのる関大。主将・鍋田がネットギリギリを押し込み、続いてレフト織田がスパイクを決めた。そして6点差まで追い付くと、レフト阿江が力強いスパイクを連発。関大に勝機が見え始める。その後サービスエースなどで点を詰めるも、点差は縮まらず22‐25で3セット目を終えた。
いずれも僅差の接戦で敗れた関大。次戦に3部リーグ1位の神院大と対戦する。今日の試合を生かし、下剋上すべく戦いに挑む。
▼鍋田主将
「前節も同じ展開で負けてしまった。課題は技術面ではなく、メンタル面。相手は格上だが、自分達のバレーが出来れば勝てる。自分達のバレーをするのみ」
▼岡田監督
「もったいない試合だった。自分達で流れを切ってしまっていた。課題はミスを減らすこと。次節は(今節の相手とは)能力が違う。単調な攻撃にならないようにしていく」