◇秋季リーグ第４節対奈教大・関大中央体育館◇

　春に３部へ降格した関大。悔しさを胸に臨んだ今季、開幕から３連勝を飾る。２部復帰へ向け、次に立ちはだかったのは奈教大だ。

　第１セット、序盤は互いに点を奪い合う接戦を繰り広げるが、徐々に勢いに乗り２５―１５で勝利。第２セットに入っても関大の勢いは止まらない。向井のスパイクや、奥村と眞田のブロックが決まりリードを広げる。最後は下敷領のスパイクにより２５−１４でこのセットを物にした。

　第３セット、相手も粘りを見せる。関大のフェイントにも素早く対応し、ボールを繋いでくる。そんな雰囲気を断ち切ったのは眞田。強烈なスパイクを決め、チームをさらに盛り上げる。ここで相手チームがタイムを取るが、関大への流れは変わらず、２５−１４。３−０でストレート勝ちを果たした。

　しかしこの結果に満足することはない。目指すは３部優勝のさらに上。「昇格はするしかない」と多田主将は話す。彼女たちは慢心することなく、目標に向け挑んでいく。

▼多田主将「３部優勝ではなく、もっと上を目指しているチームなのでまだまだだった。チームとして未完成。交代で出た選手のミスやチャンスボールをものにできなかったりしたので、細かい所を修正してやっていきたい。次戦は関大バレーで勝ちます」