◇関西大学連盟春季リーグ第2節対佛大◇4月19日◇大阪大谷大体育館◇

 昨季2部への昇格を果たした関大。第1節は大阪大谷大から1セットも奪えず敗北を喫す。勝利を手にするべく臨んだ第2節・佛大戦だったが、結果は0−3。2部上位の力をまざまざと見せつけられる結果となった。

 第1セット、序盤は互いに一歩も譲らない攻防戦が続く。13−13の同点の場面から佛大が力を発揮。強烈なスパイクで8連続得点を許してしまう。だが、馬越、下敷領らが中心となって猛追を見せる。相手のミスも重なり、一気に20−22まで詰め寄った。だが、ブロックミスなどにより、反撃もここまで。21−25でこのセットをものにすることができなかった。

 「自分が≠ニいう気持ちが悪い方向へ行ってしまった」(三口主将)。続く第2、3セットは終止佛大ペース。関大も高橋、下敷領のスパイクや、石井が何度もボールに食らいつく場面があったものの、結果は第2セットを13−25、第3セットを9−25と大差をつけられ落としてしまう。開幕から2戦連続のストレート負けを喫してしまった。

 2敗して向かえる第3節の対戦相手は園女大。「ここで勝てないと、波に乗れない」(三口)。次節こそ勝利をつかむため、再び新たな出発を誓う。

▼三口主将
「淡白なミスが多かった。(前節より)落ちてしまった。みんなでやらないといけないのに、気持ちがばらばらで独り相撲になっていた。自分たちは(3部から)上がって来たからこそ、きれいなバレーではなく粘っていかないといけない。どうやってチームをまとめるか、今からのミーティングで話し合う。(目標は)1部に上がりたいけど、2部上位を目指す」