◇関西大学連盟秋季リーグ第4節対滋賀短大◇9月27日◇関外大体育館◇

【第1セット】
関大24―26滋賀短大
【第2セット】
関大22―25滋賀短大
【第3セット】
関大26―24滋賀短大
【第4セット】
関大25―14滋賀短大
【第5セット】
関大15―9滋賀短大
【セットカウント】
関大3―2滋賀短大


 リーグも後半戦に突入し、ここまで2勝1敗の関大。まずは上位リーグ進出を決めるためにも4節・滋賀短大戦は負ける訳にはいかない。2セット連続で落とすものの、そこから一気に3セット奪取。逆転勝利で見事3勝目を飾った。

 まずは第1セット。序盤から相手に5点連続得点を許し、苦しい場面を迎えるが一気に同点まで追い上げる。1点を争うし烈な攻防戦となり、惜しくも24―26で最初のセットを落としてしまう。

 第2セットは得点ではわずかな差であるが、滋賀短大への流れとなっていく。関大は高橋、下敷領を中心に攻撃を仕掛けるものの、相手の鋭いスパイクに反応できず、連続失点。22―25でこのセットもものにできず、ついに関大は窮地に追い込まれた。

 もう後がない第3セット。しかし、序盤から攻め立てられ、1―8まで点差を広げられてしまった。関大はタイムアウトを取るが、ついに点差は9点。敗北の2文字が圧し掛かってくる。そんな中、徐々に関大は本来の力を発揮。セッター中道を軸に、攻撃のリズムが整い始めた。関大の猛追により、相手はミスを連発。次第に点差は縮まり、ついにはリードを奪いとった。最後は高橋のスパイクにより、26―24。驚異の追い上げでこのセットを勝利した。

 続く第4セットは終止関大ペース。ミスを連発する相手に対し、関大は勢いを増していく。25―14と、大差をつけてこのセットを奪った。

 勝敗を左右する最終セット。滋賀短大も悪い流れを断ち切ろうと、果敢に攻撃を仕掛けてくる。だが、関大の勢いは止まらない。高橋が連続サービスエースを奪うなど、結果は15―9。セットカウント3―2で3勝目を手にした。

 見事な逆転劇を見せた関大。勢いそのままに狙うは1部昇格だ。リーグ後半戦もさらなる熱い戦いを繰り広げてくれるに違いない。


▼藤原主将
「ストレート負けかなと思ったがチームが一つになってから勝ててよかった。4セット目では相手チームのバレーにのまれないよう、集中をきらさないように意識した。次の試合では見に来てくれる人も多く、みんな一体となって元気なバレーをしたい」

▼高橋
「3セット目は絶対とろうと思った。タイムのときに話あって一丸となれたのがよかった。(3セット目は)いけそうと思った。レシーブがあがったらいける。レシーブをやりなおそう。(これからの課題は)相手に打たれたときブロックが間あいてるとレシーブがとれないので、ブロック練習をやりなおしたい。出だしをとってい けるようにしたい。1部を狙っていこうと思います」