◇関西大学連盟秋季リーグ第5節対佛大◇10月11日◇関大中央体育館◇

【第1セット】
関大23―25佛大
【第2セット】
関大25―11佛大
【第3セット】
関大25―16佛大
【第4セット】
関大25―22佛大
【セットカウント】
関大3―1佛大


 1部昇格を目指し、今季3勝1敗と勝ち星を重ねる関大。今節はホーム・関大での試合となり、負ける訳にはいかない。1セット目を惜しくも落とすものの、そこから一気に3セット奪取。逆転勝利で見事4勝目を飾った。

 まずは第1セット。序盤から一進一退の攻防戦となる。中盤から徐々に相手にリードを許し、苦しい状況に追い込まれてしまう。下敷領を中心とした攻撃で1点差まで追い上げるが、結果は23―25。惜しくも最初のセットを落としてしまう。

 「全員で立て直そう」と士気を高め、迎えた第2セット。高橋を中心に得点を量産し、相手に流れをつかませない。関大が強さを見せつけ、25―11と大差をつけて勝利した。

 第3セットでは、序盤に7―11とリードを許してしまう。ここで関大はタイムアウトを取り、ペースを持ち直す。5連続得点を奪い一気に逆転。堪らず佛大はタイムアウトを取るが、関大の勢いは衰えない。鋭いスパイクと粘りのあるレシーブで点差を広げ、25―16でこのセットをものにした。

 続く第4セットは相手が意地を見せる。終盤まで両者譲らない展開となり、スコアは20―19。ここで曽根の速攻や高橋のブロックアウトが決まり、5点ものリードを奪う。勢いそのままに25―22でこのセットを奪った。結果、セットカウントは3―1。今季4勝目を飾った。

 ホームの声援を背に見事勝利を果たした関大。明日の第6節・びわこ大戦もホームでの戦いとなる。力強い声援を背に次節も勝利を誓う。

▼木下監督
「ホームでの試合ということで、すごく盛り上げてくれた。チームの雰囲気が登り調子なので、残り2試合だが若い力で登っていける。今季は上位リーグがなく、(昇格のためには)1位にならなくてはいけない。若い力でしっかり後の2試合を勝てたら次に繋げられるはずだ」

▼藤原主将
「(1セット目取られてしまったが)全員で我慢して、自分たちのペースで出来てよかった。たくさん応援に来て頂いて、力になった。先輩方には自分たちのバレーを見せることが恩返しになると思うので、勝つことが出来て良かった。明日もライバル視してるチームなので、自分たちのバレーが出来るようにしていく」