ブロックする高橋

◇関西大学連盟秋季リーグ第6節対びわこ大◇10月12日◇関大中央体育館◇

【第1セット】

関大23−25びわこ大

【第2セット】

関大25−22びわこ大

【第3セット】

関大20−25びわこ大

【第4セット】

関大18−25びわこ大

【セットカウント】

関大1−3びわこ大

 

 リーグも終盤戦に突入し、これまで4勝1敗の関大。1部への入れ替え戦へ行くには、2部で1位にならなくてはならない。そのためにも負けられない第6節・びわこ大戦だったが、苦戦を強いられ1−3で敗北。これで2敗となり、入れ替え戦への道は絶たれてしまった。

 まずは第1セット。相手の強烈なスパイクに反応できず、23−25で落としてしまう。第2セットは関大がリードを奪うものの、相手も果敢な攻めを見せてくる。それでも下敷領を中心として、巧みなバレーで相手を翻ろう。25−22で、このセットをものにした。

 勢いそのままに攻めれるかと思われた第3セット。びわこ大のスパイクの威力は衰えない。関大はボールに食らいつき、粘りを見せるが、14−24と大差を付けられてしまう。あと1点でこのセットを落とす厳しい状況の中、関大が猛追を見せた。高橋、中道、下敷領を中心に6連続得点。だが、最後はブロックミスにより、1点を献上してしまう。20−25で惜しくも敗れてしまった。

 もう後がない第4セット。ブロックミスが重なり、18−25でこのセットを落としてしまった。結果、セットカウントは1−3となり敗北。昇格の夢には届かなかった。

 今季も残すは最終節のみ。「春につなげられる試合をしたい」(木下監督)と、来季を見据える。この悔しさを胸に、最終節では次へ繋がる彼女たちの活躍に期待が懸かる。

▼木下監督
「力では関大だったが、拾い負けた。連戦だったので、疲れていた。(次節は)消化試合となり、モチベーションの維持は難しいが、しっかり立て直していく。次勝って2位になる。1部を目指せるようなチームになるために、次に繋げていこう」