悔しさ残る一戦

 

◇関西大学バレーボール連盟春季リーグ戦第3節対天理大◇4月22日◇関西大学中央体育館◇

 

【第1セット】関大10-25天理大
【第2セット】関大20-25天理大
【第3セット】関大23-25天理大
【セットカウント】関大0-3天理大

 

 春季リーグ戦が開幕し、1勝1敗で迎えた第3節。対する相手は格上の天理大だ。ホームだけになんとしても勝利を手にしたい。上位リーグでのプレーを目指す彼女たちだが、自分たちのバレーができずストレート負けを喫した。
 第1セットは初めから天理大に主導権を握られる。なかなか調子を上げられず、チーム全体に緊張した空気が張りつめる。「コートで声を出すことが出来ていなかった」(壁谷主将)。圧倒的点差をつけられ、第1セットを10-25で終えた。
 このままではいけないと気持ちを引き締め臨んだ第2、3セット。先ほどは悔しい試合内容だっただけに、開始直後から猛攻をしかけた。序盤からペースをつかみ、リードを奪う。だが、パターンを相手に読まれると一気に苦しい展開をむかえる。得点を許してしまい、流れを奪われてしまう。どうにか勢いを変えたい関大。途中の選手交代で壁谷主将がコートに入ることで、チームがまとまった。あと1点で試合終了の外せない場面も、サーブでチームの危機を救う。両者譲らぬ戦いを見せるが、あと一歩及ばず1セットをものにすることができなかった。結果セットカウント0-3。壁谷主将は「不甲斐ない内容だった」と振り返る。
 多くの課題が見つかった今日。次に向けて、まずはレシーブ強化を目指す。1勝2敗と次こそは絶対に勝ちたい。本日よりも厳しい戦いとなることが予想される第4節。チーム一丸となり、全力でぶち当たっていく。

 

▼木下監督「もう少しやれる試合だった。このままでは厳しいことは分かっているので立て直して次回に備えたい」
▼壁谷主将「粘り負けだった。最後の第3セットを落としてしまったのは悔しい。もう一度練習で気持ちをしめたい」